
ミネラルは、タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミンと並ぶ5大栄養素の1つです。
また体内で作用する機能は、ミネラルの種類によってさまざまなものがあります。
今回は細胞を正常にする調整作用があるカリウムについて記載します。
この記事ではこのような事がわかります。
- カリウムとは?⇒ミネラルの1つで、体内に約200g含まれている
- どのような作用があるの?⇒細胞の浸透圧の維持、体内のPh調整、心臓や筋肉の機能調整、ナトリウムの吸収の抑制
カリウムとは
成人の体内に約200g存在
- 大部分は細胞内に存在
- 血液内にも存在(3.6~5.0mEq/L)
- 電解質の1つ
カリウムが多く含まれる食品
カリウムは多くの食品に含まれます。果実類、野菜類、イモ類、豆類、魚類、肉類等
- 焼きのり 2,400mg/2g(1枚)
- 干しブドウ 740mg/13g
- 梅干し 440mg/10g(1個)
- バナナ 360mg/200g(1本)
- 牛乳 310mg/200g
- キウイ 300mg/80g(1個)
- いちご 170mg/15g(1個)
- 納豆 660mg/50g(1パック)
カリウムの働き
カリウムは人間の身体にはなくてはならないミネラルです。
多くの機能を持ち人間の体の機能を調整しています。
- 細胞の外液に多いナトリウムと相互に作用
- ナトリウムの腎臓での再吸収を抑制し尿中への排出を促進
- 細胞の浸透圧の維持
- 細胞の水分を保持する
- 神経刺激伝達作用
- 心臓機能の調節
- 筋肉機能の調節
カリウムまとめ
カリウムは細胞・神経・心臓・筋肉等の機能にかかわる栄養素
- カリウムは人間の体内にとって必須です
- 体内の取りすぎたナトリウムを排出する機能は非常に重要
カリウムのポイントは下記のとおり
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カリウムは電解質の1つのミネラル
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取りすぎたナトリウムを排出する作用
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細胞・神経・心臓・筋肉の機能にかかわる
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果実類、野菜類、イモ類、豆類、魚類、肉類等カリウムは多くの食品に含まれる