黒蜜とは?栄養と作用/さとうきびが原材料です!

出来上がりの黒蜜

黒蜜はさとうきびから出来ています。

黒蜜はさとうきびの絞り汁かを煮詰めて黒砂糖にして、水に溶かして煮詰めたものです。

 

白い砂糖との大きな違いは黒砂糖は、ミネラル、ビタミンB群が豊富なことです。

 

さとうきびが現材料になる黒蜜について栄養等を記載します。

 

この記事ではこのようなことがわかります。

  • 黒蜜はさとうきびから出来る黒糖を水で煮詰めたものです
  • 黒蜜はお菓子などに使用される材料です
  • さとうきびの収穫量は1位沖縄県、2位鹿児島県です
  • 黒糖は栄養素が多くミネラルやビタミンB群等が含まれます
  • 成分の中でもカリウム、カルシウム、ナトリウム、リン、マグネシウム、鉄分、炭水化物が多く含まれます

ミネラルとは?体内で重要な役目をもっています。

ビタミンB群とは?人間の身体に必要な成分です。

黒蜜とは

黒糖を水で煮詰めたものです。

黒蜜の材料となる黒糖はさとうきびで熱帯、亜熱帯地方で栽培される農作物です。

さとうきびはイネ科さとうきび属の植物

さとうきび

  • 世界各地の熱帯・亜熱帯地方で栽培される
  • 世界ではブラジル、インド、中国、タイが生産量が多い
  • 日本では沖縄県、鹿児島県が生産量が多い

さとうきびの収穫量

ほとんど沖縄県と鹿児島県で収穫されています。

全国で1,336,400トンの収穫量※

収穫量
①沖縄県813,900トン
②鹿児島県522,500トン

※農林水産省資料データより 

黒糖の作り方

ミネラル豊富な黒糖
ミネラル豊富な黒糖
  1. さとうきびを圧縮機に入れしぼり汁を集める
  2. 鍋に絞り汁と入れ煮沸し濃縮する
  3. 加熱し濃縮した糖液を容器に入れて冷却乾燥させる
  4. 包装しやすいように小さく切っていく

黒蜜の作り方

黒蜜

  1. 黒糖100gと水100gを小鍋に入れる(1対1の割合です、使う用途で各々増減して下さい)
  2. 弱火でじっくりかき混ぜながら煮詰める
  3. アクが出たら取り除く
  4. 15分から20分ほど煮詰めたらOK
  5. 冷やして容器に入れて冷蔵庫で保存

栄養成分

黒糖の成分一覧

黒糖 100gあたりの栄養素

成分量
エネルギー
352Kcal
水分
4.4g
たんぱく質
1.7g
脂質
0mg
炭水化物
90.3g
食物繊維
0g
有機酸
0g
ナトリウム
27mg
カリウム
1100mg
カルシウム
240mg
マグネシウム
31mg
リン
31mg
4.7mg
亜鉛
0.5mg
0.06mg
マンガン
0.93mg
ヨウ素
15μg
セレン
4μg
クロム
13μg
モリブデン
9μg
ビタミンA
14μg
ビタミンD
0μg
ビタミンE
0mg
ビタミンK
0μg
ビタミンB1
0.05mg
ビタミンB2
0.07mg
ナイアシン
0.9mg
ビタミンB6
0.72mg
ビタミンB12
0μg
葉酸
10μg
パントテン酸
1.39mg
ビオチン
34mg
ビタミンC
0mg
※文部科学省資料より

黒糖の栄養成分の効果

黒糖はミネラル、ビタミンB群、炭水化物が多い

黒糖に含まれるカリウム

成人の体内に約200g存在

  • カリウムは体内で重要なミネラル
  • 取りすぎたナトリウムを排出する作用
  • 細胞・神経・心臓・筋肉の機能に関与

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黒糖に含まれるカルシウム

人間の体重の1~2%の比率を占める

  • カルシウムは歯や骨の形成に関与
  • カルシウムはストレス軽減に関与

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黒糖に含まれるマグネシウム

成人の体内に約20gから28g存在

  • 骨の健康にカルシウムと相互に作用
  • 血圧調整
  • 神経刺激伝達作用
  • 心臓や筋肉機能の調節

https://foodsuki114.xyz/2021/01/%e3%83%9f%e3%83%8d%e3%83%a9%e3%83%ab-%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%81%a8%e3%81%af%ef%bc%9f-%e9%aa%a8%e3%82%84%e6%ad%af%e3%81%ae%e6%a7%8b%e6%88%90%e7%89%a9%e8%b3%aa%e3%81%a7%e3%81%99/

黒糖に含まれるリン

成人の体内に約800g~850g存在

  • 歯や骨の維持にカルシウムとマグネシウムと相互に作用
  • 体内のPh調整
  • 神経刺激伝達作用
  • 心臓や筋肉機能の調節

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黒糖に含まれるナトリウム

成人の体内に約100g含まれる

  • ナトリウムはカリウムとともに細胞外液の浸透圧を調整している
  • 体内のPh調整
  • 筋肉の収縮
  • 神経情報伝達作用、栄養素の吸収輸送に関与

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黒糖に含まれる鉄分

赤血球の構成物質

  • 鉄分は赤血球の構成物質
  • 赤血球による細胞への酸素供給が大事
  • 体内で鉄分は合成できない
  • 貧血防止
  • 疲労回復効果

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黒糖に含まれる亜鉛

成人の体内に約2g前後存在

  • 体内の新陳代謝に必要な酵素の材料
  • 味覚障害を防ぐ
  • 新しい細胞をつくる上で必須なミネラル
  • 皮膚粘膜の健康維持

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黒糖に含まれる炭水化物

人間の身体が一番利用しやすいエネルギー源

  • 炭水化物は、脂質、タンパク質とともに3大栄養素の1つ
  • 炭水化物は『糖質』と『食物繊維』に分けられる
  • 炭水化物は主に血液中にブドウ糖で存在
  • 脳はブドウ糖を唯一エネルギー源にしているので、不足すると脳や神経への栄養が行き届かなくなるので判断力が鈍ってくる

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黒糖に含まれるその他の成分

フェニルグルコシド

黒い色素でブドウ糖が腸に吸収されるのを抑制する作用がある為に、血糖値の上昇を防ぐ働きがあります。

黒蜜のまとめ

黒蜜は栄養が豊富

黒蜜について記載しました。さとうきびから作られる黒糖はミネラルやビタミンB群、炭水化物等が多く含まれていることもわかりました。

 

黒蜜についてのポイントは下記の通りです。

  • 黒蜜はさとうきびから出来る黒糖を水で煮詰めたものです
  • 世界各地の熱帯・亜熱帯地方で栽培される
  • 世界ではブラジル、インド、中国、タイが生産量が多い
  • 日本の収穫量は1位沖縄県、2位鹿児島県
  • 黒糖は栄養素が多い
  • 成分の中でもカリウム、カルシウム、ナトリウム、リン、マグネシウム、鉄分、炭水化物が多く含まれる

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