
ピーマンと言えば緑色の野菜色々な料理に使用される野菜です。
お肉や魚料理にも合い、意外にもピーマンは栄養価の高い野菜です。
ビタミンC等が多く含まれ肌に良い作用があります。
この記事ではこのようなことがわかります。
目次
ピーマンとは

ピーマンはナス科トウガラシ属の植物
黄色やオレンジのピーマンももとは緑色から完熟したものです。
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ピーマンの原産地は中南米の熱帯地方でアメリカで品種改良されたもの
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世界的には中国、メキシコ、トルコが生産量が多い
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日本には明治時代にアメリカより伝来したがあまり広まらなかった
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戦後に食事が欧米化し普及し始めた
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現在は品種改良もあり苦みが少ない品種が多い
日本でのピーマンの収穫量
全国で74,000トンの収穫量※
収穫量 |
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① 宮崎県 |
23,400トン |
② 茨城県 |
21,900トン |
③ 高知県 |
11,800トン |
④ 鹿児島県 |
11,200トン |
※農林水産省資料より 令和2年データより
青ピーマンの栄養成分
100gあたり ビタミンC、カリウム、ビタミン類が多い
みかんと比較した場合
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カリウムが1.2倍
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ビオチンが約1.5倍
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ナイアシン、ビタミンE、銅、亜鉛、鉄、食物繊維が約2倍
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ビタミンCが約2.3倍
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ビタミンB1、モリブデンが約3倍
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ビタミンkが約20倍
ピーマンの成分と効果作用
特にピーマンに多い栄養成分の効果を記載しました。
ピーマンに含まれるビタミンC
ビタミンCは別名L-アスコルビン酸
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水溶性ビタミン
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体内では生成できないビタミン
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抗酸化作用が強く老化防止、免疫力向上効果がある

ビタミンCは抗酸化作用で美肌効果、老化防止効果等がありますビタミンCは抗酸化作用で美肌効果等があります/たべもぐブログ...
ピーマンに含まれるカリウム
ミネラルの1つでなくてはならない重要な成分
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カリウムは体内で重要なミネラル
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取りすぎたナトリウムを排出する作用
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細胞・神経・心臓・筋肉の機能に関与

ミネラル/カリウムとは?/大部分が細胞内液に存在
ミネラルは、タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミンと並ぶ5大栄養素の1つです。
また体内で作用する機能は、ミネラルの...
ピーマンに含まれるリン
ミネラルの1つで体内で重要な成分
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歯や骨の維持
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脳や筋肉の機能調整
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神経伝達関与
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体液のPhバランス作用

ミネラル/リンとは?/骨や歯の構成物質です
ミネラルは、タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミンと並ぶ5大栄養素の1つです。
また体内で作用する機能は、ミネラルの...
ピーマンに含まれるβーカロテン
β(ベータ)カロテンが多く含まれる
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α、β、γ、ルテインの4種類の中の1つ
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緑黄色野菜等に入っている栄養素
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免疫力を向上させる抗酸化作用
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疲労回復効果皮膚や粘膜を正常に保つ効果
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プロビタミンAと呼ばれる

カロテノイド/βーカロテンは美肌効果があります
カロテノイドとは、天然の動植物に広く存在する色素のことです。
黄色や橙色、赤等色々な色に変化します。
カ...
ピーマンの種やワタも栄養が豊富

ピーマンの種やワタは結構重要
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種はカリウムを多く含みます
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わた部分はカプサイシンを含みコレステロールを抑制したり血行を促進させる効果があります
ピーマンの海外文献
※アメリカ国立衛生研究所資料より
ピーマンのまとめ
ピーマンは抗酸化作用とビタミンCが豊富
ピーマンについて記載しましたが栄養が豊富で、抗酸化作用で老化防止や生活習慣病を防止することがわかりました。
ピーマンに含まれるビタミンC,カリウム、βーカロテン、ビタミンEはゴマ油や大豆油等の油と一緒にとると栄養の吸収率が上がります。
おすすめな料理は『無限ピーマン』です。
ピーマンのポイントは下記の通りです。

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