
大豆と言えば味噌や豆腐等に使用されている豆類です。
タンパク質が多いので畑の肉と言われています。

ちなみにビールのおつまみの枝豆は青大豆です。
大豆になる前に早めに収穫されたものです。
一般的に多く生産されているのは黄大豆です。
大豆の成分栄養と効果を記載します。
この記事ではこのようなことがわかります。
目次
大豆とは
マメ科ダイズ属の植物
数百種類の大豆があると言われていて全世界で栽培されている豆類です
-
世界ではアメリカ、ブラジル、アルゼンチン、中国が生産量が多い国です
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日本では縄文時代の遺跡から豆が発見されています
-
大豆は成熟してから収穫されます

日本での大豆の収穫量
全国で217,800トンの収穫量※
大豆収穫量 |
|
① 北海道 |
88,400トン |
② 宮城県 |
15,100トン |
③ 秋田県 |
13,900トン |
④ 福岡県 |
8,830トン |
⑤ 滋賀県 |
7,830トン |
※農林水産省資料より 令和元年データ
大豆は何に使用されるの?
大豆は色々な商品に使用されています

黄大豆の栄養成分
100gあたりの成分(乾燥)
栄養成分 | 黄大豆100g当たり |
---|---|
エネルギー | 372Kcal |
水分 | 12.4g |
タンパク質 | 33.8g |
コレステロール | 0mg |
食物繊維 | 21.5g |
脂質 | 19.7g |
炭水化物 | 29.5g |
有機酸 | 1.7g |
ナトリウム | 1mg |
カリウム | 1900mg |
カルシウム | 180mg |
マグネシウム | 220mg |
リン | 490mg |
鉄 | 6.8mg |
亜鉛 | 3.1mg |
銅 | 1.07mg |
マンガン | 2.27mg |
ヨウ素 | 0μg |
セレン | 5μg |
クロム | 3μg |
モリブデン | 350μg |
ビタミンA | 9μg |
ビタミンD | 0μg |
ビタミンE | 24.8mg |
ビタミンK | 18μg |
ビタミンB1 | 0.71mg |
ビタミンB2 | 0.26mg |
ナイアシン | 10mg |
ビタミンB6 | 0.51mg |
ビタミンB12 | 0μg |
葉酸 | 260μg |
パントテン酸 | 1.36mg |
ビオチン | 28μg |
ビタミンC | 3mg |
※文部科学省資料より
大豆の多く含有する成分
大豆の他の成分
イソフラボン
ポリフェノールの1種で女性ホルモンの一つであるエストロゲンに似た作用があり美肌効果、新陳代謝のUP効果
大豆サポニン
強い抗酸化作用があり肥満を抑制する作用、コレステロールを低下させる効果
大豆レシチン
体内の細胞膜の主成分、脳や神経組織、肝臓に多く存在。脳や神経の細胞内の情報伝達物質として作用。動脈硬化を予防、記憶力や学習能力を高める効果、肝臓機能を高める効果

大豆の効果作用
大豆は3大栄養素、ミネラル、ビタミンB群等多くの栄養を含有
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タンパク質は筋肉、臓器、爪、皮膚、ホルモン生成、酵素等を作る
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脂質は少量で多くのエネルギーを作り脳神経細胞、ホルモンの材料となる
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炭水化物は糖質になりブドウ糖となりエネルギー源となる
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カリウム作用でナトリウムを排出し高血圧を防止
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カルシウムは体内の骨の形成やストレス軽減
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マグネシウムは骨の形成、心臓や筋肉機能調整、神経伝達に関与
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リンは骨の形成、脳や筋肉機能調整、神経伝達に関与、体内のPh調整
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鉄は赤血球の生成、貧血防止、疲労回復
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モリブデンは造血作用、酵素や補酵素の成分で脂質糖質の代謝に関与
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ビタミンB1は糖質をエネルギーに変換する作用
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ビタミンB6はタンパク質合成や造血作用、抗酸化作用
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ビタミンEは抗酸化作用で血管を健康に保ち血行促進作用
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パントテン酸は皮膚や毛根に栄養を供給、タンパク質、脂質、糖類の代謝に関与
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ナイアシンは皮膚や粘膜の代謝に関与、脂質や糖質分解作用
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葉酸は造血作用、タンパク質吸収を助ける効果
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ビオチンは皮膚粘膜の健康維持、糖の代謝を補助
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食物繊維は整腸作用
文献資料
コレステロールが低下する研究文献資料
※アメリカ国立衛生研究所資料
大豆のまとめ
大豆の成分栄養と効果
味噌や豆腐等多くの商品に使用されており低カロリーでたくさんの栄養素も含有しています。
大豆のポンイントは下記の通りです。
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大豆では黄大豆の生産量が1番多い
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日本での生産量は北海道が1位
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大豆は味噌、納豆、醤油、豆腐等の材料となる
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栄養成分はタンパク質等の3大栄養素、ミネラル、繊維質、ビタミンB群等と多い
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他の成分ではサポニン、レシチン、イソフラボンも含まれる
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低カロリー高タンパクな事で肥満防止、抗酸化作用で老化防止、ホルモンに似た成分で美肌効果、コレステロール低下作用、肝機能効果向上

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