グアニル酸は3大うま味成分の1つでしいたけに多く含まれます。

グアニル酸を多く含む干し しいたけ
グアニル酸を多く含む干し しいたけ

 

グアニル酸はうま味成分の1つです。

 

グアニル酸は3大うま味成分の1つでしいたけに多く含まれます。

 

しいたけを干すとグアニル酸が増加します。

 

たべもぐブログ』ではこのような事がわかります。

  • グアニル酸は3大うま味成分(イノシン酸グルタミン酸、グアニル酸)の1つです
  • グアニル酸は核酸構造を持つ有機化合物の一種です
  • グアニル酸はATPが化学変化したもので、ATPは細胞が活動を停止するとグアニル酸が生まれます
  • グアニル酸はグアノシンに1分子のリン酸が結合したもので別名『GMP』と呼ばれます
  • グアニル酸は乾燥させたキノコ類に多く含まれる成分です
  • グアニル酸はしいたけや海苔、ドライトマト等にも含まれます
  • グアニル酸を多く含む干ししいたけには100gあたり150mgを含有しています
  • グアニル酸は血小板の凝集を抑制し血液をさらさらにする効果があります

グアニル酸とは

グアニル酸は3大うま味成分の1つ

グアニル酸は核酸を構成する成分でATPが変化したもの

  • 3大うま味成分の1つであるグルタミン酸がアミノ酸の構成物質ですがグアニル酸は核酸を構成している物質となります
  • 全ての生物はATPというエネルギーを使用して生命活動を維持しています
  • ATPは細胞が活動を停止するとグアニル酸が生まれます

核酸とは

核酸
核酸

核酸は別名ヌクレオチドです

  • 核酸はDNAやRNAの構成物質です
  • ヌクレオチドはエネルギー代謝で重要な役目を持ち生体内のあらゆる代謝に使用されています

ATPとは

ミトコンドリアにあるATP
ミトコンドリアにあるATP

ATPはアデノサン三リン酸と呼ばれます

  • ATPはグアニン(塩基)+リボース(糖)+3つのリン酸という構造になっています
  • ATPはエネルギーの貯蔵・利用にかかわります
  • 生物はATPをエネルギーとして消費し生命活動を維持しています
  • ATPの生命活動が停止するとグアニル酸に変化します

グアニル酸の効果

血流を促進する作用

体内の血液中の血小板が固まり血栓が出来る事を防止

  • グアニル酸には血中の血小板の凝集を防止し血流をスムーズにし血行を促進します

グアニル酸はキノコ類等に含有

干ししいたけに多く含有します

100gあたりの含有量
干ししいたけ
150mg
海苔
3~80mg
ドライトマト
10mg

グアニル酸のまとめ

グアニル酸を含む しいたけ
グアニル酸を含む しいたけ

グアニル酸は3大うま味成分の1つ

グアニル酸はアミノ酸系のうま味成分ではなく核酸系のうまみ成分です。

しいたけも干すととおいしくなるのも核酸系のグアニル酸が多くなってくるからです。

 

グアニル酸のまとめは下記の通りです。

  • グアニル酸は3大うま味成分(イノシン酸グルタミン酸、グアニル酸)の1つです
  • グアニル酸は核酸構造を持つ有機化合物の一種です
  • グアニル酸はATPが化学変化したもので、ATPは細胞が活動を停止するとグアニル酸が生まれます
  • グアニル酸は別名GMPと呼ばれます
  • グアニル酸はキノコ類に多く含まれる成分です
  • グアニル酸はしいたけや海苔、ドライトマト、ホタテガイ等にも含まれます
  • グアニル酸を多く含む干ししいたけには100gあたり150mgを含有しています

他のうま味成分の記事は下記になります。

コハク酸はうま味成分の1つで食品や化粧品に利用されています。

グルタミン酸はアミノ酸の一種で疲労回復効果や美肌効果があります。

イノシン酸は3大うま味成分の1つでカツオ節に多く含まれます。