
酸化とは物質が酸素と化合した時の反応の事を言います。
空気中の酸素は物質を化学反応で変化させてしまいます。
例えば酸化で変化した食品は色や風味が変わる為に食中毒等を引き起こす可能性があります。
酸化防止剤は品質の酸化を防止し品質の劣化を防ぐ物質です。
『たべもぐブログ』ではこのようなことがわかります。
目次
酸化防止剤とは
酸化防止剤は品質の酸化を防止し品質の劣化防止する成分
食品や化粧品、ゴム、合成樹脂、ボディソープ等に使用されています
食品の場合の酸化防止剤
酸化防止剤も食品添加物の1つ
天然、合成の区別なく食品添加物として認められています。
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食品衛生法で食品の製造過程で、または食品の加工や保存の目的で添加、混和などの方法によって使用されるものを『食品添加物』と定義しています
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厚生労働省が安全性を評価した上で指定した指定添加物は466品目あります
酸化防止剤の種類
ビタミンC
別名はL-アスコルビン酸
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お菓子に使用されるときに略してV.Cと表示されていることがあります
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ブドウ糖を材料として発酵して製造されます
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水に溶けやすい性質を持ちます
ビタミンE
別名はトコフェノール
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お菓子の使用されるときはV.Eとして表示されていることがあります
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植物油脂から分離精製して作られます
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化学合成によって作られるdl-α-トコフェノールもあります
カテキン
ツバキ科やマメ科の植物の葉等から抽出精製
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お菓子に使用されますが、水産加工品や食肉加工品、油脂等にも使用されます
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ビタミンE、ビタミンC、クエン酸等の併用で酸化防止の相乗効果があります
クエン酸
柑橘類に多く含まれる有機化合物
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飲料製品等に使用されます
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ビタミンC、カテキン等の併用で安定化させ相乗効果があります
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クエン酸はPh調整剤や酸味料としても使用されます
酸化防止剤のまとめ
酸化防止剤は品質酸化を防止し品質劣化を防ぐ物質
酸化防止剤はたくさんの種類があり、食品を品質を守るために必要な成分となっています。
酸化防止剤のまとめは下記の通りです。
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