
海外のオレンジやレモン等の柑橘類は船舶等で輸送されるためにカビが発生し腐敗するケースがあるのでカビを防止する物質を使用しているのが現状です。
防カビ剤成分は食品添加物として記載されていますがは農薬としても使用されています。
防カビ剤は食品添加物で外国産の柑橘類等に使用されています。

食品添加物は多くの食品に使用されており大きく4種類に分類されます。食品添加物は多くの食品に使用されています。...
目次
防カビ剤とは
食品添加物の1つ
防カビ剤は食品衛生法では食品添加物として定義されています。
-
防カビ剤は柑橘類(レモン、オレンジ等)や果物類(バナナ、ブドウ、キウイ等)にカビの繁殖防止として使用されます
-
特に海外からの輸入品は船舶など長時間かかるので防カビ剤を使用します
-
農薬として使用されている成分も食品添加物として使用が認められています
-
防カビ剤は食品衛生法で使用基準値を厳しく定義しています
防カビ剤の主な種類
古くからある防カビ剤は細菌に耐性がついて効果が薄れてきているので、新しい防カビ剤が追加されている状況です。
IMZ(イマザリル)
水溶性で強い防カビ効果があります。
柑橘類(みかんを除く)オレンジ、レモン、グレープフルーツ等やバナナに使用されます
OPP(オルトフェニルフェノール)OPPNa(オルトフェニノールナトリウム)
カビ類に対して防カビ効果があり、チアンベンダゾールと併用することもあります。
柑橘類(レモン、オレンジ、グレープフルーツ等)に使用されます
TBZ(チアンベンダゾール)
細菌に対して広く効果的な防カビ剤です。収穫後の果物を溶液に浸漬したりスプレーする方法があります。
柑橘類(レモン、オレンジ、グレープフルーツ等)やバナナに使用されます
DP(ジフェニル)
古くからある防カビ剤で水に溶けにくく殺菌作用があります。菌に耐性ができ効果がないケースがあるようです。
柑橘類(レモン、オレンジ、グレープフルーツ)のみに使用されます
FLD(フルジオキソニル)
糸状菌に対して抑制効果のある殺菌剤で防カビ剤にも使用されます。
柑橘類(みかんを除く)、キウイ、すもも、桃、ザクロ、リンゴ、西洋梨、びわ、マルメロ、ネクタリンに使用されます
防カビ剤のまとめ
食品添加物として使用
防カビ剤は食品衛生法で食品添加物として定義されています。
-
防カビ剤は柑橘類(レモン、オレンジ等)や果物類(バナナ、ブドウ、キウイ等)にカビの繁殖防止に使用されます
-
特に海外からの輸入品は船舶など長時間かかるので防カビ剤を使用します
-
農薬として使用されている成分も食品添加物として使用が認められています
-
防カビ剤は食品衛生法で使用基準値を厳しく定義しています
-
防カビ剤は主なものにIMZ、OPP、OPPNa、TBZ、DP、FLD等があります
『たべもぐブログ』では食べ物、飲み物、栄養素等の情報を発信していきます。