
かぼすは、すだちと混同されますが大きさは、かぼすの方が一回り大きく約7センチ程度です。
かぼすも調味料や香りづけ等に使用される果実です。
かぼすは柑橘類でビタミンC、クエン酸が豊富です。

すだちの香りや栄養成分は?すだちの香りや栄養成分は?...
目次
かぼすとは
かぼすはミカン科の常緑広葉樹
ゆずやすだちと同じく柑橘類で香りや酸味が強い果物です。
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諸説ありますが、かぼすは、カブス、カブチ等呼び名が多くあり現在の『かぼす』の由来ははっきりしていません
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かぼすの原産地はヒマラヤで平安時代に伝来し江戸時代に広まったと言われています
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生産量は大分県が90%以上占めています
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かぼすの旬は8月から10月ですがハウス栽培等があるのでほぼ年中食すことが可能です
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果実の大きさは約7センチ程度です

かぼすの栄養素
はビタミンCやカリウムなどのミネラルを多く含有
100g中の栄養素 かぼす果汁 生
エネルギー |
25kcal |
---|---|
水分 |
90.7g |
たんぱく質 |
0.4g |
脂質 |
0.1g |
食物繊維 |
0.1g |
コレステロール |
0mg |
炭水化物 |
8.5g |
ナトリウム |
1mg |
カリウム |
140mg |
カルシウム |
7mg |
マグネシウム |
8mg |
リン |
8mg |
鉄 |
0.1mg |
亜鉛 |
0mg |
銅 |
0.03mg |
マンガン |
0.04mg |
ヨウ素 |
0μg |
セレン |
0μg |
クロム |
0μg |
モリブデン |
0μg |
ビタミンA |
1μgレチノール活性当量 |
ビタミンD |
0μg |
ビタミンE |
0.1mg |
ビタミンK |
0μg |
ビタミンB1 |
0.02mg |
ビタミンB2 |
0.02mg |
ナイアシン |
0.1mg |
ビタミンB6 |
0.03mg |
ビタミンB12 |
0μg |
葉酸 |
13μg |
パントテン酸 |
0.15mg |
ビオチン |
0μg |
ビタミンC |
42mg |
食塩相当量 |
0g |
文部科学省資料より
クエン酸やペクチン、リモネン、ヘスペリジンも含まれています。
かぼすの効能
美肌効果
かぼすに含まれるビタミンCやクエン酸等の有機酸が肌のシミを抑制し美肌にする効果が期待できます。

クエン酸の効果と作用/有機酸有機酸/クエン酸とは?効果や作用は?...
疲労回復効果
かぼすに含まれるクエン酸が体内の疲労物質の乳酸をTCA回路で分解し疲労回復の効果が期待できます。

TCA回路は生物のエネルギー源ATPを産出する代謝経路です。TCA回路は生物のエネルギー源ATPを産出する代謝経路です。...
生活習慣病の防止効果
かぼすに含まれるヘスペリジンがコレステロール低下、リモネンが血行促進作用、クエン酸の新陳代謝を活発化する効果、ビタミンCによる抗酸化効果で生活習慣病の防止が期待できます。

リモネンはファイトケミカルの一種でリラックス効果等があります
リモネンはオレンジやグレープフルーツ、レモン等の柑橘類の皮に多く含まれている精油成分です。
特徴は甘酸っぱい香りが...

抗酸化作用とは?体内の過剰な活性酸素を抑える働きの事を言います。抗酸化作用とは 体内の過剰な活性酸素を抑える働きです...
高血圧抑制効果
かぼすに含まれるカリウムは体内の余分な塩分を排出する効果があり高血圧を予防する効果が期待できます。
かぼすの利用
かぼすの強い酸味と香りを利用
薬味としてサンマなどの焼魚、魚介類の刺身に果汁をかけて食べます。
ポン酢しょうゆ、ジュース」、お菓子などの加工品にも使用されています。
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かぼすのまとめ
かぼすの栄養成分はビタミンCを多く含有

かぼすは大分県の名産品で約7センチ前後の柑橘類です。
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諸説ありますが、かぼすは、カブス、カブチ等呼び名が多くあり現在の『かぼす』の由来ははっきりしていません
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かぼすの原産地はヒマラヤで平安時代に伝来し江戸時代に広まったと言われています
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生産量は大分県が90%以上占めています
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かぼすの旬は8月から10月ですがハウス栽培等があるのでほぼ年中食すことが可能です
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果実の大きさは約7センチ程度です

ゆずの果皮はビタミンCがレモンより多いですゆずの果皮はビタミンCがレモンより多い!...
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