ミネラル/リンとは?/骨や歯の構成物質です

リンを含むかたくちいわし
リンを含むかたくちいわし
リンを含むかたくちいわし

ミネラルは、タンパク質、脂質、炭水化物、ビタミンと並ぶ5大栄養素の1つです。

 

また体内で作用する機能は、ミネラルの種類によってさまざまなものがあります。

牛乳の成分はミネラルが豊富

ミネラルのリンは骨や歯の構成物質です。

 

この記事ではこのような事がわかります。

  • リンとは?⇒ミネラルの1つで、体内に約800~850g含まれており歯や骨に約85%存在します
  • どのような作用があるの?⇒歯や骨の維持、脳や筋肉の機能調整、神経伝達関与、体液のPhバランス作用があります

リンとは

成人の体内に約800g~850g存在

約85%は歯や骨にリン酸カルシウム、リン酸マグネシウムとして分布

  • 14%は筋肉等の細胞膜、1%が細部外液に存在
  • マグネシウムやカルシウムと密接な関係

リンが多く含まれる食品

リンは多くの食品に含まれます。魚介類、穀類、卵類、乳類、豆類等

  • かたくちいわし   2300mg/11g
  • シラス       860mg/5g
  • 干しエビ      990mg/6g
  • 玄米        130mg/100g
  • ロールパン     97mg/30g
  • 鶏卵 卵黄     570mg/1個
  • ヨーグルト     100mg/210g
  • 納豆        250mg/50g

リンの働き

リンは人間の身体にはなくてはならないミネラルです。

多くの機能を持ち人間の体の機能を調整

歯や骨の維持にカルシウムとマグネシウムと相互に作用

  • 体内のPh調整
  • 神経刺激伝達作用
  • 心臓や筋肉機能の調節

リンのまとめ

リンは歯や骨・神経・心臓・筋肉等の機能にかかわる栄養素

  • リンは人間の体内にとって必須
  • 特に歯や骨の維持にはカルシウム、マグネシウムと密接な関係

リンのポイントは下記のとおり

  • 歯・骨・神経・心臓・筋肉の機能にかかわるミネラル
  • リンはカルシウム、マグネシウムと密接な関係で体内の機能維持をしている

 

牛乳の成分はミネラルが豊富


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