
DHAという成分は青魚等に多く含んでおり人間の身体に良い効果があります。
DHAは不飽和脂肪酸の1つで脳機能を向上させる効果等があります。
『たべもぐブログ』ではこのような事がわかります。
目次
DHAとは

DHAは別名『ドコサヘキサエン酸』
不飽和脂肪酸の1つで多価不飽和脂肪酸のオメガ3脂肪酸(n-3系脂肪酸)に属します
DHAは人間の体内で合成することが出来ません
DHAは青魚等に多く含んでいます
DHAが研究され始めたのは1970年代からで2004年にアメリカのFDAに認められました
DHAを含む食品
DHAは青魚に多く含みます
青魚以外にもDHAを多く含む食品はあります
食品名 | 100gあたりの含有量 |
---|---|
クロマグロ 刺身 | 3200mg |
焼き ブリ | 1900mg |
刺身 ブリ | 1700mg |
焼き マサバ | 1500mg |
刺身 マサバ | 970mg |
焼き サンマ | 1200mg |
刺身 サンマ | 1600mg |
ウナギ 蒲焼 | 1300mg |
鮭 刺身 | 1200mg |
焼き アジ | 820mg |
刺身 アジ | 570mg |
DHAの効果
脳機能を向上させる効果

DHAは脳細胞の海馬に多く存在
DHAは約140億ある脳細胞の膜に存在し特に海馬に多く含まれています
海馬は記憶や学習に関わる細胞です
DHAは神経伝達物質(アセチルコリン)の量を増やし情報伝達の能力を向上させます
DHAは神経細胞を修復する作用もあります
抗アレルギー症効果

DHAは炎症を促進させる酵素を阻害します
DHAはシクロオキシゲナーゼという酵素を阻害する作用があります
シクロオキシゲナーゼはアレルギーを促進させる酵素です
DHAはアトピー性皮膚炎や花粉症等の炎症を抑制する作用があります
血流改善、生活習慣病の防止効果

DHAは体内の血管壁の細胞膜を柔らかくする働き
DHAが血管壁を柔軟にするために血液の流れが良くなります
DHAは中性脂肪を減少させHDL(善玉)コレステロールを増やす働きがあります
血管壁に付着した脂肪を除去し血流を改善するので動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病の防止にもなります
視力を回復させる効果

DHAは眼の網膜に含まれています
DHAは眼の網膜の脂肪酸の約4割を占めておりDHAを摂取すると近視の改善効果、動体視力の向上効果があります
脳の働きが鈍くなると視力が低下すると言われています
DHAのまとめ
DHAは不飽和脂肪酸の1つ
DHAは多価不飽和脂肪酸のオメガ3脂肪酸(n-3系脂肪酸)に属します
DHAは脳機能向上や視力回復作用等たくさんの働きがあります。
また魚に多く含まれていますので青魚系の魚を食べることは脳が活発化したり生活習慣病の予防となるので健康に良いと言えます。
DHAのまとめは下記の通りです。
DHAは不飽和脂肪酸の1つで多価不飽和脂肪酸のオメガ3脂肪酸(n-3系脂肪酸)に属します
DHAは別名『ドコサヘキサエン酸』と呼びます
DHAは脳細胞の海馬に多く存在します
DHAは人間の体内で合成することが出来ません
DHAは青魚に多く含んでいます
DHAはイワシ、サバ、マグロ、ブリ、ウナギ、鮭、サンマ等に含まれます
DHAは脳機能を向上させる効果、血流改善や生活習慣病の防止効果、抗炎症効果、視力を回復させる効果があります
DHAはEPAよりコレステロールを低下させる効果が高いと言われています
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