
ファイトケミカルは第7の栄養素と言われています。
ちなみに6大栄養素はタンパク質、炭水化物、脂質、ビタミン(ビタミンB群)、ミネラル、食物繊維の事を言います。
ファイトケミカルは第7の栄養素で野菜・果物に多く含まれます。
野菜や果物は抗酸化成分を含有していて人間に色々な効果があり、老化防止も1つの作用です。

抗酸化作用とは?体内の過剰な活性酸素を抑える働きの事を言います。抗酸化作用とは 体内の過剰な活性酸素を抑える働きです...
この記事ではこのようなことがわかります。
- ファイトケミカルはギリシャ語で植物(ファイト)と英語化学物質(ケミカル)の造語
- ファイトケミカルは植物が紫外線や、外敵、有害物質から身を守るために作り出す物質で、植物等に含まれる総称の事
- ファイトケミカルは色、香り、苦み、辛味等の成分
- ファイトケミカルは数千種類あるといわれている
- 6大栄養素と違い通常の身体機能には必須でないが生活習慣病に効果がある
- ファイトケミカルは特に抗酸化力が多く老化防止効果がある
- 大きく4種類ありポリフェノール類、カロテノイド系、含硫化合物、テルペン類
目次
ファイトケミカルとは

ファイトケミカルは日本語にすると【植物化学物質】です
ファイトケミカルはギリシャ語と英語の造語
ファイトケミカルは植物をギリシャ語で(ファイト)、化学物質を英語で(ケミカル)の造語です
植物で生成される成分
- ファイトケミカルは植物が紫外線や、外敵、有害物質から身を守るために作り出す物質
- ファイトケミカルは色、香り、苦み、辛味等の成分の事
- ファイトケミカルは数千種類あるといわれている
ファイトケミカルは特に抗酸化力が強い
- 6大栄養素と違い通常の身体機能には必須でないが生活習慣病に効果がある
- ファイトケミカルに共通するのは抗酸化効果を持っている
- ファイトケミカルの抗酸化作用は特に人間の老化防止に役立つ成分
ファイトケミカルの種類
大きく4種類のファイトケミカルに分けられます
ポリフェノール系
水に溶解しやすく吸収されやすい特徴


抗酸化作用、他に女性ホルモンに似た作用、抗菌作用、生活習慣病の予防作用等
『主な種類と食品』
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イソフラボン 大豆
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アントシアニン ブドウ、ブルーベリー
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カテキン お茶、果実
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フラバノン 柑橘類
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フラボン ピーマン、パセリ
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フラボノール ブロッコリー、玉ねぎ
カロテノイド系
黄緑色野菜に含まれる黄色、赤色等の色素成分の総称


抗酸化作用が強く、生活習慣病の防止、老化防止、目の健康維持効果等
『主な種類と食品』
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αーカロテン ニンジン、かぼちゃ
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βーカロチン ニンジン、かぼちゃ
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βークリプトキサンチン みかん、ほうれん草
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リコピン トマト、スイカ
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ルテイン ブロッコリー
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ゼアキサンチン キャベツ
含硫化合物(イオウ化合物)
強い刺激臭の成分があり抗酸化力があります


抗酸化作用以外に血流促進効果や強い殺菌効果
『主な種類と食品』
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システインスルホキシド 玉ねぎ、にんにく
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アリシン、アリイン にんにく
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イソチオシアネート(スルフォラファン) ブロッコリー、ダイコン、ワサビ
テルペン類
柑橘類やハーブ等の独特の香りと苦み成分


抗酸化作用、生活習慣病の防止、血行促進作用、抗うつ作用
香り成分で交感神経を活性化、免疫力を向上させる効果
『主な種類と食品』
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リモネン レモン、柑橘類
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メントール ハッカ、タイム
ファイトケミカルのまとめ
ファイトケミカルの種類と効果
共通しているのは抗酸化作用があるということです
人間にとってファイトケミカルは摂取することは老化防止や生活習慣病を防ぐ効果があるという事です。
積極的にファイトケミカルの食品を摂取して老化防止しましょう!
ファイトケミカルのポイントは下記の通り。

アスタキサンチンはカニ/エビ等に多く含有し強力な抗酸化作用があります。
アスタキサンチンは、カテロイドの1種でエビ、カニ、いくら、鮭等に多くふくまれる赤色の天然色素です。
カロテノイドとは?
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