脂溶性ビタミンは4種類(ビタミンA,D,E,K)あります/効果や注意点は?

脂溶性ビタミン
脂溶性ビタミン

 

ビタミンはたくさんの種類があります。

ビタミンは他の栄養素が体内でうまく働くように機能したり健康を維持したりする等の効果があります。

 

またビタミンは大きく脂溶性ビタミンと水溶性ビタミンの2種類に分けることが出来ます。

 

脂溶性ビタミンは4種類(ビタミンA,D,E,K)あります。効果や注意点について記載します。

 

この記事ではこのようなことがわかります。

  • 脂溶性ビタミンとは油に溶けるビタミンの事を言います
  • 脂溶性ビタミンは体内に蓄積しやすい成分なので過剰な摂取は体に弊害をおこすことがあります
  • 油と一緒にとると吸収率があがります
  • ビタミンは人間の体内では合成出来ないので外から摂取する必要があります
  • 脂溶性ビタミンはビタミンA、D、E、Kの4種類あります

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  • ビタミンAは発育促進、肌の健康維持、夜盲症の防止等の作用があります
  • ビタミンDは骨の形成に関与、免疫機能の向上等の作用があります
  • ビタミンE抗酸化作用等があります
  • ビタミンKは骨の形成に関与、体内の止血作用等に関与しています
  • 各ビタミンの1日の摂取量と多く含有する食品を下記に記載しました

脂溶性のビタミン

水にとけず、油にとける成分

  • ビタミンは体内で合成できないので食品等で摂取する必要があります
  • 脂溶性ビタミンは体内に蓄積されやすいので過剰摂取はよくありません
  • 食品で摂取する時は油を使った料理で吸収効率を上げることが重要
  • ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKが脂溶性ビタミンです

ビタミンAとは

ビタミンAの多いほうれん草
ビタミンAの多いほうれん草

発育の促進、肌の健康維持、夜盲症の防止効果、免疫力UP効果

ビタミンAを多く含む食品
  • にんじん、ほうれん草、小松菜、ウナギ

1日の必要摂取量

1日の摂取量男性(μg)女性(μg)
18-29才850650
30-49才900700
50-69才850700

ビタミンDとは

ビタミンDが多いマグロ
ビタミンDが多いマグロ

カルシウムとリンを吸収す促進作用と骨の形成に関与

ビタミンDを含む食品
  • マグロ、イワシ、ウナギ、卵黄、バター等

1日の必要摂取量

1日の摂取量男性(μg)女性(μg)
18-29才8.58.5
30-49才8.58.5
50-69才8.58.5

ビタミンEとは

ビタミンEの多いピーナッツ
ビタミンEの多いピーナッツ

抗酸化作用で老化防止、動脈硬化防止等の生活習慣病の予防

ビタミンEを含む食品

1日の必要摂取量

1日の摂取量男性(mg)女性(mg)
18-29才6.56.0
30-49才6.56.0
50-69才6.56.0

ビタミンKとは

ビタミンKが多い牛乳
ビタミンKが多い牛乳

血液内の止血する因子を活性化作用、骨や血管形成に関与

ビタミンKを含む食品

1日の必要摂取量

1日の摂取量男性(μg)女性(μg)
18-29才150150
30-49才150150
50-69才150150

脂溶性ビタミンのまとめ

4種類の脂溶性ビタミンの記載

脂溶性ビタミンは水には溶けにくく油には溶けやすいので、食材を油料理で摂取しましょう。

 

この記事のポイントは下記の通りです。

  • 脂溶性ビタミンとは油に溶けるビタミンの事
  • 体内に蓄積しやすいので過剰摂取は体に弊害をおこす事がある
  • 油と一緒にとると吸収率がUP
  • ビタミンは人間の体内では合成出来ないので外から摂取する必要がある
  • 脂溶性ビタミンはビタミンA、D、E、Kの4種類

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