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唐辛子はビタミンA、E等が多く含まれます。効能と成分の詳細は?

唐辛子の実唐辛子の実

ナス科トウガラシ属の植物の実から作られる唐辛子ですが、非常に辛く料理に使用される香辛料の1つです。

唐辛子はたくさんの種類があり、辛さのレベルも様々です。

 

意外にも栄養成分は豊富に含まれています。

唐辛子はビタミンA、E等が多く含まれます。

 

この記事ではこのようなことがわかります。

  • 唐辛子はナス科トウガラシ属の多年草です
  • 若いうちは緑色だが熟すると黄色から赤色になります
  • 唐辛子の果肉も種子も辛い特徴を持ちます
  • 一味唐辛子の材料になります
  • 辛い成分はカプサイシンです
  • 原産は中南米で日本には16世紀にポルトガルから伝来しました
  • 唐辛子はビタミンA、E、カリウム等を多く含みます
  • 唐辛子の効能は血行促進作用、発汗作用、疲労回復作用、脂肪を低下させる効果、高血圧を予防する効果があります

唐辛子とは

辛くない甘唐辛子も存在します(ピーマン、パプリカ、シシトウ)

今回は辛い唐辛子の詳細を記載します。

唐辛子ハバネロハバネロ

唐辛子はナス科トウガラシ属の多年草

一味唐辛子等の香辛料の材料になります

  • 唐辛子の種類や地域では1年草もあります。
  • 最初は緑色だが熟すると黄色から赤色になります
  • 唐辛子の果肉も種子も辛い特徴を持ちます
  • 唐辛子は辛み成分のカプサイシンが有名です

トウガラシ属は中南米が原産

日本には16世紀にポルトガルから伝来

  • 唐辛子は江戸時代には栽培されています。
  • 唐辛子は当初食用ではなく観賞用や毒薬の一種として使用されていました
  • 明治時代に甘い唐辛子が欧米から持ち込まれました

唐辛子の栄養成分の詳細

可食部100g当たり(乾燥)

ビタミンA、E、K、カリウム、ナイアシン、葉酸等を多く含有

栄養成分 唐辛子(乾燥)
エネルギー 27Kcal
水分 8.8g
タンパク質 14.7g
コレステロール 0mg
脂質 12.0g
炭水化物 58.4g
食物繊維 46.4g
有機酸 0g
ナトリウム 17mg
カリウム 2800mg
カルシウム 74mg
マグネシウム 190mg
リン 260mg
6.8mg
亜鉛 1.5mg
0.85mg
マンガン 1.08mg
ヨウ素 0μg
セレン 0μg
クロム 0μg
モリブデン 0μg
ビタミンA 40,300μg
ビタミンD 0μg
ビタミンE 37.6mg
ビタミンK 58μg
ビタミンB1 0.5mg
ビタミンB2 1.4mg
ナイアシン 17mg
ビタミンB6 3.81mg
ビタミンB12 0μg
葉酸 30μg
パントテン酸 3.61mg
ビオチン 0μg
ビタミンC 1mg
  • ビタミンAは粘膜や皮膚を守ったり免疫力を上げる効果等があります
  • ビタミンEは抗酸化作用で老化防止や血行促進効果等があります
  • ビタミンKは体内の止血因子の活性化や骨の形成を促す作用等があります
  • カリウムは細胞の浸透圧の維持、ナトリウム吸収の抑制作用等があります
  • ナイアシンは体内のエネルギー代謝、脂質糖質の分解、皮膚粘膜の炎症防止等があります
  • 葉酸はタンパク質の代謝、赤血球の生成等に関与しています

唐辛子の効能

唐辛子粉唐辛子粉

血行促進・高血圧予防作用

  • 唐辛子に含まれるカプサイシンが抹消血管を拡張させる効果があり、血行を促進させます
  • また血管を拡張することで血圧を下げる効果もあります
  • カリウムが余分な塩分を排出する作用がありますので高血圧を防止します

発汗作用

  • 唐辛子に含まれるカプサイシンが体の体温を上昇させ発汗を促す作用があります
  • 汗には老廃物や有害物質を排出する作用があります

疲労回復作用

  • 唐辛子に含まれるカプサイシンが体内の新陳代謝を活発化させ血行促進作用により体内の疲労物質を分解し体力を回復させます

脂肪を低下させる効果

  • 唐辛子に含まれるカプサイシンが体内にある中性脂肪やコレステロールを分解する成分を分泌させる為に、代謝が活発化し生活習慣病を防ぐ効果があります

唐辛子のまとめ

唐辛子の栄養成分は案外多い

唐辛子はビタミンA、ビタミンE等体に必要な栄養素があることがわかりました

また辛さの素になるカプサイシン成分が体内に色々な有益な効果もあることもわかりました

ただし食べすぎは胃痛になったりしますので注意しましょう。

 

唐辛子のまとめは下記の通りです。

  • 唐辛子はナス科トウガラシ属の多年草
  • 若いうちは緑色だが熟すると黄色から赤色になる
  • 唐辛子の果肉も種子も辛い特徴を持つ
  • 調味料の1つである一味唐辛子の材料
  • 辛い成分はカプサイシン
  • 原産は中南米で日本には16世紀にポルトガルから伝来
  • 唐辛子はビタミンA、E、カリウム等を多く含有
  • 唐辛子の効能は血行促進作用、発汗作用、疲労回復作用、脂肪を低下させる効果、高血圧を予防する効果がある

カプサイシンはダイエット効果があります/サプリメントがおすすめです

 

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