
コショウは一般的に良く使用されるスパイスです。
コショウは4大香辛料の1つで4つの種類があります。
『たべもぐブログ』ではこのような事がわかります。
- コショウはコショウ科コショウ属のつる性の植物の果実を使用します
- コショウは強めの辛味が特徴です
- コショウは4大スパイス(コショウ、ナツメグ、クローブ、シナモン)の1です
- コショウは4種類(黒、白、赤、緑)存在します
- 原産地はインド南西部と言われています
- 日本には奈良時代に中国から薬用として伝来したと言われています
- コショウの辛み成分はアルカノイドの一種ピペリンが主成分で他にシャビシンがあります
- コショウの香り成分はピネン、フェランドレン、ピネン等があります
- コショウは3大栄養素(たんぱく質、脂質、炭水化物)ミネラル、ビタミンA、ビオチン等を含有します
- コショウは血流促進効果、食欲増進効果、抗菌効果が期待できます
- コショウの適切な1日の摂取量は、1日約2g程度と言われおりそれ以上だと消化器官が荒れてしまい腹痛や下痢などの症状がでるおそれがあります
目次
コショウとは
コショウ科コショウ属のつる性の植物の果実

コショウは4大スパイスの1つ
4種類のコショウ
同じコショウの実が加工の仕方で名称が変わります。
黒コショウ/別名はブラックペッパー

緑色の半熟したコショウを皮ごと乾燥
-
コショウの中でも刺激的な辛味があるのが特徴です
-
肉の臭みや酸化を抑える効果があります
白コショウ/別名はホワイトペッパー

成熟したコショウの実の外皮を除去したもの
-
外皮がないのでマイルドな辛味と風味が特徴です
赤コショウ/別名ピンクペッパー

完熟したコショウの実を乾燥させたもの
-
ほのかな甘みと辛味が特徴です
-
流通量は少ない
-
コショウボクや西洋ナナカマドの実もピンクペッパーと呼ばれています
緑コショウ/別名グリーンペッパー

緑色時期に収穫しフリーズドライ加工したもの
-
さわやかな辛味と風味が特徴
-
グリーンペッパーは塩漬けしたものもある
コショウの栄養成分
コショウは3大栄養素、ビタミンA、ミネラル、ビオチン等を含有
- コショウの辛み成分はアルカノイドの一種ピペリンが主成分で他にシャビシンがあります
- コショウの香り成分はフェランドレン、ピネン等があります
コショウの1gあたりの栄養素量(100分の1で記載しています)
令和3年文部科学省資料より
黒コショウ |
白コショウ |
|
エネルギー |
3.62kcal |
3.76kcal |
水分 |
0.127g |
0.123g |
たんぱく質 |
0.11g |
0.101g |
脂質 |
0.06g |
0.064g |
食物繊維 |
0g |
0g |
コレステロール |
0mg |
0mg |
炭水化物 |
0.666g |
0.701g |
ナトリウム |
0.65mg |
0.04mg |
カリウム |
13mg |
0.6mg |
カルシウム |
4.1mg |
2.4mg |
マグネシウム |
1.5mg |
0.8mg |
リン |
1.6mg |
1.4mg |
鉄 |
0.2mg |
0.073mg |
亜鉛 |
0.011mg |
0.009mg |
銅 |
0.012mg |
0.01mg |
マンガン |
0.0634mg |
0.445mg |
ヨウ素 |
0.05μg |
0.02μg |
セレン |
0.05μg |
0.02μg |
クロム |
0.3μg |
0.05μg |
モリブデン |
0.14μg |
0.24μg |
ビタミンA |
1.95μg |
0μg |
ビタミンD |
0μg |
0μg |
ビタミンE |
0mg |
0mg |
ビタミンK |
0μg |
0μg |
ビタミンB1 |
0.001mg |
0.0002mg |
ビタミンB2 |
0.0024mg |
0.0012mg |
ナイアシン |
0.022mg |
0.012mg |
ビタミンB6 |
0mg |
0mg |
ビタミンB12 |
0μg |
0μg |
葉酸 |
0μg |
0μg |
パントテン酸 |
0mg |
0mg |
ビオチン |
0.2μg |
0.047μg |
ビタミンC |
0mg |
0mg |
食塩相当量 |
0.002g |
0g |
コショウの効能
血流促進効果
コショウに含まれるピペリン、ピネンの作用
-
コショウに含まれるピペリンは血管を広げて血流を良くする働きがあり血行を良くし冷え性筋肉のこりを改善すると言われています
-
コショウに含まれるピネンは体内の交感神経を刺激し血行促進を促すと言われています
食欲を増進させる効果
コショウに含まれるピペリンの作用
-
コショウに含まれるピペリンは消化を促進しながら胃腸の機能を改善し食欲を増進させる効果も期待できます
-
コショウに含まれるピネンは体内の体内の代謝や消化を促す効果があると言われています
抗菌効果
コショウに含まれるピペリンの作用
-
コショウに含まれるピペリンが細菌の繁殖を防いでくれるので食中毒の予防が期待できます
コショウのまとめ
コショウは4大香辛料の1つ
コショウの適切な1日の摂取量は、1日約2g程度と言われおり、それ以上だと消化器官が荒れてしまい腹痛や下痢などの症状がでるおそれがあります。
コショウのまとめは下記の通りです。
-
コショウはコショウ科コショウ属のつる性の植物の果実を使用します
-
コショウは強めの辛味が特徴です
-
コショウは4大スパイス(コショウ、ナツメグ、クローブ、シナモン)の1です
-
コショウは4種類(黒、白、赤、緑)存在します
-
原産地はインド南西部と言われています
-
日本には奈良時代に中国から薬用として伝来したと言われています
-
コショウの辛み成分はアルカノイドの一種ピペリンが主成分で他にシャビシンがあります
-
コショウの香り成分はピネン、フェランドレン、ピネン等があります
-
コショウは3大栄養素(たんぱく質、脂質、炭水化物)ミネラル、ビタミンA、ビオチン等を含有します
-
コショウは血流促進効果、食欲増進効果、抗菌効果が期待できます
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コショウの適切な1日の摂取量は、1日約2g程度と言われおり、それ以上だと消化器官が荒れてしまい腹痛や下痢などの症状がでるおそれがあります

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