亜硝酸ナトリウム 等は食品添加物で発色剤として食品に使用

亜硝酸ナトリウムを使用したハム
亜硝酸ナトリウムを使用したハム
亜硝酸ナトリウムを使用したハム

 

食品には幅広く食品添加物が使用されています。

食品の色を損なわないようにするために添加物を使用する場合があります。

 

亜硝酸ナトリウム は食品添加物で発色剤として食品に使用されています。

 

【たべもぐブログ】では『亜硝酸ナトリウム』について記載します。

https://foodsuki114.xyz/2022/08/coloring-agents-are-food-additives-that-brighten-the-colors-of-foods/

亜硝酸ナトリウムとは

亜硝酸ナトリウムは食品では発色剤として使用

亜硝酸ナトリウムの化学式はNaNO2です。

  • 別名は亜硝酸ソーダです
  • 亜硝酸ナトリウムが食品で使用される場合は、ハムやソーセージなどの発色に用いられます
  • 使用される食品も限られています
  • 食中毒の原因となる細菌の繁殖を防止する目的もあります
  • 亜硝酸ナトリウムは毒性が強いので食品衛生法によって使用量が厳しく規定されています

厚生労働省 使用基準 抜粋

  • 亜硝酸ナトリウムは、食肉製品、鯨肉ベーコン、魚肉ソーセージ、魚肉ハム、いくら、すじこ及びたらこ(スケトウダラの卵巣を塩蔵したものをいう。以下この目において同じ)以外の食品に使用してはならない
  • 亜硝酸ナトリウムは、食肉製品及び鯨肉ベーコンにあってはその1kgにつき0.070gを超える量を、魚肉ソーセージ及び魚肉ハムにあってはその1kgにつき0.050gを超える量を、いくら、すじこ及びたらこにあってはその1kgにつき0.0050gを超える量を残存しないように使用しなければならない
亜硝酸ナトリウム発色剤対象食品最大残存量
食肉製品・鯨肉ベーコン0.070g/kg
魚肉ソーセージ・魚肉ハム0.050g/kg
いくら・すじこ・たらこ0.0050g/kg

亜硝酸ナトリウムの毒性

食品以外では鉄筋腐食防止、消毒剤として使用

亜硝酸ナトリウムの発がん性の危惧

  • 亜硝酸ナトリウムは肉に含まれる成分と結合しニトロソアミンを生成
  • ニトロソアミンはがんになる可能性の高い成分で、たばこの煙にも含まれている成分
  • 出来る限り摂取量は控えたほうが良いといわれています

ニトロソアミンの発がん性についての資料

亜硝酸ナトリウムのまとめ

亜硝酸ナトリウムは発色剤として食品に使用

見た目の悪い商品は売れないので見た目を良くする為に発色剤を使用するという事も、この成分を使用する要因の1つと思います。

 

また使用していない製品もありますが高価で保存性も良くないとなると、安価な商品に行かざるを得ない状況にもありコスト的に悩ましいところです。

 

なるべく亜硝酸ナトリウムの使用がされていない食品を選択したほうが良いと個人的には思います。

亜硝酸ナトリウムは食品衛生法で使用基準が定められています。

  • 亜硝酸ナトリウムは食品では発色剤として使用
  • 亜硝酸ナトリウムの化学式はNaNO2です
  • 亜硝酸ナトリウムが食品で使用される場合は、ハムやソーセージなどの発色に用いられます
  • 使用される食品も限られています
  • 食中毒の原因となる細菌の繁殖を防止する目的もあります
  • 亜硝酸ナトリウムは毒性が強いので食品衛生法によって使用量が厳しく規定されています

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クチナシ色素は黄色で食品添加物の1つです。

クチナシの花
クチナシの花
クチナシの花

 

食品には見栄えを良くするために着色料が使用されています。

着色料にもたくさんの種類があり、天然の物や人工の物も存在します。

 

クチナシ色素は黄色で食品添加物の1つです。

 

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クチナシ色素とは

木になるクチナシの実
木になるクチナシの実

クチナシ色素はクチナシの果実から取れます

クチナシはアカネ科クチナシ属の常緑低木です。

  • クチナシの果実から取れる色素は黄色です
  • クチナシは東アジアに広く分布し日本では静岡県以西、四国、九州に自生しています
  • クチナシの実からは黄色い色素が取れ、栗の甘露煮やタクアン等の漬け物の着色に使われています

クチナシ色素の色

クチナシは基本は黄色の色素

クチナシの黄色素は主成分がクロシンと呼ばれるカロテノイドの一種です。

クチナシに含まれるゲニポシド成分は酵素処理等で青色、加水分解等で赤色に変化します。

  • 黄色と青色を混ぜ緑色の色素を作ることも出来ます
クチナシの実
クチナシの実

クチナシ色素のまとめ

クチナシ色素は食品添加物の1つ

樹木のクチナシの果実から取れる黄色い色素です。

クチナシの色素を酵素処理や加水分解処理をすると青や赤に色を変えることが出来ます。

  • クチナシ色素はクチナシの果実から取れます
  • クチナシはアカネ科クチナシ属の常緑低木です
  • クチナシの果実から取れる色素は黄色です
  • クチナシは東アジアに広く分布し日本では静岡県以西、四国、九州に自生しています
  • クチナシの実からは黄色い色素が取れ、栗の甘露煮やタクアン等の漬け物の着色に使われています
  • クチナシに含まれるゲニポシド成分は酵素処理等で青色、加水分解等で赤色に変化します
  • 黄色と青色を混ぜ緑色の色素を作ることも出来ます

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https://foodsuki114.xyz/2022/09/tar-pigment-is-a-food-additive-made-by-chemical-synthesis/

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ソルビン酸は保存料として使用/食品添加物

ななかまどの実
ナナカマドの実
ナナカマドの実

 

食品添加物には用途に応じて食品に利用されています。

中でも保存料は食品中にいる細菌の増殖を抑制し腐敗を防ぐ食品添加物の1つです。

 

食品添加物の1つであるソルビン酸は保存料として使用されます。

 

たべもぐブログ】でソルビン酸の詳細を記載します。

 

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ソルビン酸とは

ソルビン酸は食品添加物の1つ

ソルビン酸は食品の保存料として使用されます。

  • 保存料は食品中に存在する細菌増殖を抑制し腐敗を防ぐ食品添加物です
  • ソルビン酸は保存料の1つで良く使用される添加物です
  • ソルビン酸の化学式はC6H8O2です
  • ソルビン酸はカビや酵母、好気性菌に対して広い抗菌作用を持ちます
  • ソルビン酸は樹木のナナカマドの未成熟の果実に含まれています
  • ソルビン酸は化粧品でも防腐作用として使用されている成分です
ナナカマドの未成熟の実
ナナカマドの未成熟の実

ソルビン酸の種類

ソルビン酸カリウム

ソルビン酸カリウムの化学式は C6H7KO2

  • ソルビン酸カリウムも細菌やカビの発生・増殖を抑える働きがあるため、腐敗防止で食品で使用されています
  • かまぼこ、ちくわ、はんぺんなどの練り物や、ハム、ソーセージ、漬け物、ワイン、チーズ、ジャム等に使用されています

ソルビン酸のまとめ

ソルビン酸は食品添加物の1つ

ソルビン酸は保存料として食品に使用されています。

 

  • 保存料は食品中に存在する細菌増殖を抑制し腐敗を防ぐ食品添加物です
  • ソルビン酸は保存料の1つで良く使用される添加物です
  • ソルビン酸の化学式はC6H8O2です
  • ソルビン酸はカビや酵母、好気性菌に対して広い抗菌作用を持ちます
  • ソルビン酸は樹木のナナカマドの未成熟の果実に含まれています
  • ソルビン酸は化粧品でも防腐作用として使用されている成分です
  • ソルビン酸カリウムも細菌やカビの発生・増殖を抑える働きがあるため、腐敗防止で食品で使用されています
  • かまぼこ、ちくわ、はんぺんなどの練り物や、ハム、ソーセージ、漬け物、ワイン、チーズ、ジャム等に使用されています

https://foodsuki114.xyz/2022/08/the-purpose-of-preservatives-is-to-prevent-the-growth-of-bacteria-in-food/

https://foodsuki114.xyz/2022/09/benzoic-acid-is-used-as-a-food-additive-and-preservative/

https://foodsuki114.xyz/2022/09/nisin-is-an-antibacterial-preservative-food-additive/

調味料の中でも化学合成されたものは食品添加物として4つに分類。

調味料
調味料
調味料

 

日常で料理に使われる味噌、醤油、塩等の調味料は種類がたくさんあります。

 

しかし調味料の中でも化学合成されたものは食品添加物として分類されます。

 

食品添加物は多くの食品に使用されており大きく4種類に分類されます。

調味料とは

化学合成された調味料は食品添加物

調味料は大きく4つに分けられます。

  • 一般的な調味料は砂糖、塩、醤油や味噌等があります
  • 化学的に合成された調味料は添加物として扱われます
  • 食品添加物としての調味料はアミノ酸、有機酸、無機塩、核酸のカテゴリーにわけられます

厚生労働省資料 食品添加物

かつおぶし
かつおぶし

調味料は4つに分類

アミノ酸

糖蜜やでんぷんを原料にして発酵させ作られます

  • アミノ酸系の調味料はL-アスパラギン酸ナトリウム、DL-アラニン、L-イソロイシンがあります
  • L-アスパラギン酸ナトリウムは昆布にうま味成分として含まれています

アスパラギン酸は非必須アミノ酸の一種で疲労回復効果等があります。

有機酸

有機酸は酸性を示す有機化合物の総称でコハク酸、マイレン酸等が材料となります。

  • 有機酸系の調味料はクエン酸カルシウム、グルコン酸カリウム、コハク酸ナトリウムなどがあります
  • コハク酸ナトリウムは貝類のうまみ成分として知られています

コハク酸はうま味成分の1つで食品や化粧品に利用されています。

無機塩

無機塩は無機化合物内の塩類の総称を指します。

  • 塩化カリウム、リン酸水素二カリウム、リン酸三カリウム、ホエイソルト等があります
  • 塩化カリウムは塩化ナトリウムの代わりに使用されています

食塩は塩化ナトリウムを主成分とし調味料や保存食に使用されます

核酸

生物の核酸(RNA等)を元に作られ糖質を材料にし発酵法で作られます。

  • 5’−イノシン酸二ナトリウム、5’−ウリジル酸二ナトリウム等があります
  • 核酸を原料として製造された核酸系の調味料です
  • かつおぶしや煮干し等に含まれているうまみ成分です

イノシン酸は3大うま味成分の1つでカツオ節に多く含まれます。

調味料のまとめ

食品添加物に分類される化学合成された調味料

食品の味付けに使用される調味料で広く食品等に利用されています。

  • 一般的な調味料は砂糖、塩、醤油や味噌等があります
  • 化学的に合成された調味料は添加物として扱われます
  • 食品添加物としての調味料はアミノ酸、有機酸、無機塩、核酸の4つのカテゴリーにわけられます

 

防カビ剤は食品添加物で外国産の柑橘類や果実等に使用されています。

防カビ剤を使用した海外産レモン
防カビ剤を使用した海外産レモン
防カビ剤を使用した海外産レモン

 

海外のオレンジやレモン等の柑橘類は船舶等で輸送されるためにカビが発生し腐敗するケースがあるのでカビを防止する物質を使用しているのが現状です。

 

防カビ剤成分は食品添加物として記載されていますがは農薬としても使用されています。

 

防カビ剤は食品添加物で外国産の柑橘類等に使用されています。

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防カビ剤とは

食品添加物の1つ

防カビ剤は食品衛生法では食品添加物として定義されています。

  • 防カビ剤は柑橘類(レモン、オレンジ等)や果物類(バナナ、ブドウ、キウイ等)にカビの繁殖防止として使用されます
  • 特に海外からの輸入品は船舶など長時間かかるので防カビ剤を使用します
  • 農薬として使用されている成分も食品添加物として使用が認められています
  • 防カビ剤は食品衛生法で使用基準値を厳しく定義しています

厚生労働省 防カビ剤についてのQ&A資料

防カビ剤について(滋賀県)

防カビ剤の主な種類

古くからある防カビ剤は細菌に耐性がついて効果が薄れてきているので、新しい防カビ剤が追加されている状況です。

IMZ(イマザリル)

水溶性で強い防カビ効果があります。

柑橘類(みかんを除く)オレンジ、レモン、グレープフルーツ等やバナナに使用されます

OPP(オルトフェニルフェノール)OPPNa(オルトフェニノールナトリウム)

カビ類に対して防カビ効果があり、チアンベンダゾールと併用することもあります。

柑橘類(レモン、オレンジ、グレープフルーツ等)に使用されます

TBZ(チアンベンダゾール)

細菌に対して広く効果的な防カビ剤です。収穫後の果物を溶液に浸漬したりスプレーする方法があります。

柑橘類(レモン、オレンジ、グレープフルーツ等)やバナナに使用されます

DP(ジフェニル)

古くからある防カビ剤で水に溶けにくく殺菌作用があります。菌に耐性ができ効果がないケースがあるようです。

柑橘類(レモン、オレンジ、グレープフルーツ)のみに使用されます

FLD(フルジオキソニル)

糸状菌に対して抑制効果のある殺菌剤で防カビ剤にも使用されます。

柑橘類(みかんを除く)、キウイ、すもも、桃、ザクロ、リンゴ、西洋梨、びわ、マルメロ、ネクタリンに使用されます

防カビ剤のまとめ

食品添加物として使用

防カビ剤は食品衛生法で食品添加物として定義されています。

  • 防カビ剤は柑橘類(レモン、オレンジ等)や果物類(バナナ、ブドウ、キウイ等)にカビの繁殖防止に使用されます
  • 特に海外からの輸入品は船舶など長時間かかるので防カビ剤を使用します
  • 農薬として使用されている成分も食品添加物として使用が認められています
  • 防カビ剤は食品衛生法で使用基準値を厳しく定義しています
  • 防カビ剤は主なものにIMZ、OPP、OPPNa、TBZ、DP、FLD等があります

 

漂白剤は食品添加物として食品の色調を整えるために使用/主な2つの種類の詳細

漂白剤を使用したドライフルーツ
漂白剤を使用したドライフルーツ
漂白剤を使用したドライフルーツ

 

食品添加物は何百種類も存在しますが、漂白剤成分も食品添加物として存在します。

 

漂白剤は食品添加物として食品の色調を整えるために使用されます。

 

たべもぐブログ』は漂白剤について記載します。

漂白剤とは

漂白剤は食品添加物の1つ

食品の色合いを調整し見た目を良くしたり、殺菌したりする目的で使用されます。

  • 漂白剤は亜塩素系と亜硫酸系の2種類にわけられます
  • 色素成分や着色物質を無色にして白くしたり鮮明な色調に変化させる目的で使用されます
  • 食品の殺菌をする目的でも使用されます

漂白剤の種類

漂白剤は大きく2種類

亜塩素系と亜硫酸系に分けることが出来ます。

亜塩素酸ナトリウム

亜塩素酸による酸化作用で食品を漂白、殺菌をします。

漂白剤の亜塩素酸ナトリウムは酸素酸化作用で漂白します
カット野菜等の生食用野菜や卵殻の殺菌の目的でも使用されます
亜塩素系漂白剤は毒性が強いので最終製品中には成分の残留は認められていません
生食用野菜類、卵類、砂糖漬けにされる桃、サクランボ、ブドウ等が該当します
サクランボのシロップ漬け
サクランボのシロップ漬け

亜硫酸ナトリウム

亜硫酸により還元作用で食品を漂白します

別名は亜硫酸塩や亜硫酸ソーダとも呼ばれます
強い還元作用で漂白、酸化防止、変色防止、防カビ効果を発揮します
ドライフルーツ、煮豆、ワイン、かんぴょう等に使用されています
亜硫酸塩を含む赤ワイン
亜硫酸塩を含む赤ワイン

漂白剤とは

食品添加物として使用

漂白剤の成分は食品衛生法で規定されています。

漂白剤を使用したドライフルーツ
漂白剤を使用したドライフルーツ

 

  • 漂白剤は食品添加物の1つです
  • 漂白剤成分は食品衛生法に記載されています
  • 食品の色合いを調整し見た目を良くしたり殺菌したりする目的で使用されます
  • 漂白剤は亜塩素系と亜硫酸系の2種類にわけられます
  • 色素成分や着色物質を無色にして白くしたり鮮明な色調に変化させる目的で使用されます
  • 食品の殺菌をする目的でも使用されます
  • 亜塩素酸による酸化作用で食品を漂白、殺菌をします
  • 亜塩素系漂白剤は毒性が強いので最終製品中には成分の残留は認められていません
  • 亜塩素系漂白剤は生食用野菜類、卵類、砂糖漬けにされる桃、サクランボ、ブドウ等が該当します
  • 亜硫酸による還元作用で食品を漂白します
  • 亜硫酸の強い還元作用で漂白、酸化防止、変色防止、防カビ効果を発揮します
  • 亜硫酸はドライフルーツ、煮豆、ワイン、かんぴょう等に使用されています

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発色剤は食品添加物で食品の色を鮮やかにする効果があり主に3種類あります。

ソーセージ
発色剤を使用したベーコン
発色剤を使用したベーコン

 

食品添加物はたくさんの種類があり各々の食品に使用されています。

 

発色剤は食品添加物で食品の色を鮮やかにする効果があり主に3種類あります。

 

食品添加物資料 厚生労働省

発色剤とは

発色剤は食品添加物の1つ

発色剤は食品衛生法に定義されています。

  • 発色剤は食品の色素と作用し赤色を保つ作用があります
  • 発色剤は動物性食品中に使用され加熱しても安定して赤色を保ちます
  • 動物性食品中のヘモグロビン色素や筋肉細胞中のミオグロビン色素と結合します

発色剤の種類

亜硝酸ナトリウム

亜硝酸ナトリウムは白色、淡黄色の結晶性粉末です。

  • 酸化窒素ガスを水酸化ナトリウムまたは炭酸ナトリウム溶液に吸収させてつくられます
  • 食肉中のヘモグロビンやミオグロビンと結合し製品を鮮赤色に保たせる効果があります
  • アスコルビン酸等の発色補助剤と併用され細菌の繁殖を抑える効果もあります
  • ハム、ソーセージ等の食肉製品、魚肉ソーセージ、イクラ、すじこ、たらこ等に使用されます

硝酸カリウム、硝酸ナトリウム

無色の結晶又は白色の粉末です。

  • 食肉製品の酸化による黒ずみを防ぎ赤身を保ちます
  • 亜硝酸ナトリウムと一緒に使われることが多いです
  • 硝酸カリウムはチーズ、硝酸ナトリウムは清酒の発酵調整剤として用いられることもあります

発色剤のまとめ

発色剤は食品添加物の1つ

動物性食品の赤色を保つ効果があります。

  • 発色剤は食品添加物の1つで食品衛生法に記載されています
  • 発色剤は食品の色素と作用し赤色を保つ作用があります
  • 発色剤は動物性食品中に使用され加熱しても安定して赤色を保ちます
  • 動物性食品中のヘモグロビン色素や筋肉細胞中のミオグロビン色素と結合します
  • 発色剤の亜硝酸ナトリウムは食肉中のヘモグロビンやミオグロビンと結合し製品を鮮赤色に保たせる効果があります
  • アスコルビン酸等の発色補助剤と併用され細菌の繁殖を抑える効果もあります
  • ハム、ソーセージ等の食肉製品、魚肉ソーセージ、イクラ、すじこ、たらこ等に使用されます
  • 硝酸カリウム、硝酸ナトリウムは食肉製品の酸化による黒ずみを防ぎ赤身を保ちます
  • 硝酸カリウム、硝酸ナトリウムは亜硝酸ナトリウムと一緒に使われることが多い
  • 硝酸カリウムはチーズ、硝酸ナトリウムは清酒の発酵調整剤として用いられることもあります

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着色料は食品に着色する為に使用される食品添加物/主に使用される5種類を紹介

着色料を使用したお菓子
着色料を使用したお菓子
着色料を使用したお菓子

 

 

着色料は色付けの目的で色々な用途に使用されますが、食品に使用される場合は食品添加物として食品衛生法により色々な試験方法があり審査承認されます。

 

着色料は食品に着色する為に使用される食品添加物で主に使用される5種類を紹介します。

 

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着色料とは

着色料は食品では食品衛生法で定義

天然着色料と合成着色料が存在します。

  • 着色料は食品を美化し魅力を増すため、食品の着色を目的に使用される食品添加物と定義されています
  • 食品衛生法に着色料成分が記載されています
  • 天然着色料は約100種類以上存在します
  • 合成着色料は12種類あります
  • 着色料は色々な食品に使用されています

着色料の主な種類

色々な色の着色料
色々な色の着色料

食用タール色素

タール色素は使用する基準があり、お茶、豆類、みそ、カステラ等に使用してはいけないことになっています。

合成着色料として知られています。

赤色系、青色系、黄色系、緑系の12種類が存在します。

  • 赤色は2号、3号、40号、102号、104号、105号、106号
  • 青色は1号、2号
  • 黄色は4号、5号
  • 緑色は3号
  • お菓子や魚介加工品、畜産加工品等に使用されます

クチナシ色素

クチナシの花
クチナシの花

クチナシ青色系、クチナシ赤色系、クチナシ黄色系があります。

  • クチナシの果実から抽出され黄色の成分です
  • クチナシの果実の抽出液に酵素処理をすると青色、赤色に変化します
  • お菓子や麺類等に使用されます

アナトー色素

ベニノキ
ベニノキ

別名はカロチノイド色素、カロテノイド色素等があります。

  • ベニノキの種子から抽出、あるいは加水分解して得られる色素です
  • 主成分はカロテノイド系の黄橙色です
  • ハムやソーセージ、水産加工品、チーズ、マーガリンなどに使用されます

カロテノイド/4種類のまとめ(α、β、γ、ルテイン)

カラメル色素

白砂糖
砂糖

別名はカラメルⅠ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳがあります。

  • カラメルは褐色の色素になります
  • カラメルⅠは砂糖などの糖類を加熱してつくられます
  • カラメルⅡは糖類に亜硫酸化合物を使用しつくられます
  • カラメルⅢは糖類にアンモニア化合物を使用しつくられます
  • カラメルⅣは亜硫酸とアンモニア化合物を使用してつくられます
  • ソースや醤油、コーラ、コーヒー牛乳、お菓子、漬け物等に使用されます

ベニバナ色素

ベニバナ
ベニバナ

ベニバナ黄色素、ベニバナ赤色素があります

  • ベニバナの花から水で抽出するとフラボノイド主成分の黄色素(カーサマスイエロー)がとれます
  • 黄色素を除去した後、弱アルカリで抽出すると赤色素(カルタミン)が取れます
  • 清涼飲料水や菓子、めんつゆ、漬け物等に利用されます

着色料のまとめ

着色料を使用した菓子
着色料を使用した菓子

着色料は法律で指定

着色料は食品衛生法で管理されています。

着色料は色付けの目的で色々な用途に使用されます。

食品に使用される場合は食品添加物として食品衛生法により色々な試験方法があり審査承認されます。

 

着色料のまとめは下記の通りです。

  • 着色料は食品では食品衛生法で定義されています
  • 天然着色料と合成着色料が存在します
  • 着色料は食品を美化し魅力を増すため、食品の着色を目的に使用される食品添加物と定義されています
  • 食品衛生法には着色料成分が記載されています
  • 天然着色料は約100種類以上存在します
  • 合成着色料は12種類あります
  • 着色料は色々な食品に使用されています